自己紹介的な投稿で理由は書いたのですが、私は

  1. 平日に2日以上家を空けたくない（土日も沢山は使えない）
  2. なるべく短い日数で修行を終えたい
  3. 打ち合わせ・視察などを絡めて、チケット代は経費としたい
  4. （FOP単価最重視では無いが）できれば安いチケットを買いたい

という修行の前提条件があります。

1、3番がなければ、OKA-SIN(or KUL)タッチとかをするのですが、それは無理なので、

  • 平日の国内単純往復
  • 土日（＋祝日）の国外単純往復

で修行する方針にしました。

今回は、そのうちの国外単純往復を、土日（＋祝日）だけの旅程でいかに安く行くか、という話を書きます。

日本発の海外往復便を使いたいが・・・

JALのセール運賃とFOP単価

JGC修行、海外とくれば、JALのセールで東南アジア便（FOP1.5倍）のプレエコやビジネスを利用するのが定番の1つです。

2019/12/6現在、東京-クアラルンプールのビジネスで125,000円というのが出ています。（その他、マニラとかもあります。）

JAL国際線割引運賃 スペシャル運賃のご案内 – JAL国際線

東京-クアラルンプールは、片道6,659FOP、往復で13,318FOPです。

125,000円＋諸税であれば、FOP単価は10ちょいですし、ビジネスであればまずまずと言えそうです。・・・が、私にとっての問題は2つあります。

3連休は高い

セール運賃って安いね！FOP単価もまずまずだね！（ただし平日に限る）

ってのは言い過ぎですが、3連休の週末は高いんですよね。先ほどの125,000円の運賃は片道62,500なんですが、例えば2020年3月の3連休の近くを見てみると以下のようになっています。

祝日が無い6月の土日とかは安いので、土日に休みを1日つければ良いじゃん！と思うのですが、そこで次の問題が。

最低滞在日数が2日

JAL のセール運賃で買えるチケットは、最低滞在日数2日という制限があります。金曜日本発、日曜現地発であれば大丈夫です。

なので、東京ーシンガポール、東京ーマニラとかであれば、金曜だけ休めばいいのですが、クアラルンプールの場合、現地発の飛行機が夜の便なので、東京への到着が月曜の朝になってしまいます。金曜夜～月曜朝まで、子供の面倒を妻に任せるのは厳しい・・・

あと、個人的な事情を言うと、マニラには仕事の用事が無いので選択肢から除外。ということで・・・

日本発JAL便を使う場合の選択肢

家を空ける日数を極力少なくして、かつ、それなりに安くしたいとなると、日本発JAL便の場合は、個人的には

金～日でシンガポール、プレエコ

という選択肢しかなさそうです。以下、気づいた点です。

  • 金曜深夜日本発、日曜早朝現地発でもセール運賃が適用されるっぽい
    • 便数が多いシンガポールならでは
  • ビジネスはセールでも高かった（ビジネス路線だから需要高？）

シンガポールに行く場合は良いのですが、他の場所にも何とか安く行きたいです。

JALの海外発券を使う

概要（JAL海外発券を他の航空券で挟む）

JALのセール運賃だけだと選択肢が少なすぎるので、こんな方法を考えました。（別に自分が考えついたわけでは無いですが。）

  • 日本～現地の往復便を購入（日本発券）
    • 土曜日に日本出発、8日後の日曜日に現地出発
    • （JAL便でなくても構わない）
  • 現地～日本のJAL往復便を購入（海外発券）

旅程としては以下のようになります。

  1. 土曜: 日本～現地（日本発券分の往路）
  2. 日曜: 現地～日本（海外発券分の往路）
  3. 翌週の土曜: 日本～現地（海外発券分の復路）
  4. 翌週の日曜: 現地～日本（日本発券分の復路）

見ての通り、現地に2回行く必要がありますが、仕事での用事があるのであれば問題ないと思います。

JAL海外発券のしかた

JALのサイトに行って、画面右上の「Japan 日本語」のところをクリックすると、国（都市）と言語を選べますので、国（都市）を変更してください。言語は日本語で問題ないです。

その後は、普通に画面の指示に従えば問題ないと思います。

JAL海外発券の特徴

JAL海外発券の場合、以下の特徴があると思います。

  • 値段は1年を通じてあまり変わらない
  • 土日もそこまで高くない

この方法の場合、現地発の安い航空券（ビジネス or プレエコ）が買えるかどうかがポイントになります。国をいろいろ変更して、安いチケットを探してみてください。

旅程の例

この方法を使うと、JAL国内発券だけだと出来ない、土日だけの安価なクアラルンプール滞在とかも可能です。

  1. 土曜: 成田 10:20～KUL 16:45 (MH89便)
  2. 土曜: KUL 22:05～成田 07:05 (+1) (JL724便)
  3. 翌土曜: 成田 11:20～KUL 17:45 (JL723便)
  4. 翌土曜: KUL 23:30～成田 07:40 (+1) (MH88便)

時間的にも、現地の仕事相手と夜ご飯くらいは食べられそうです。

1, 4は、oneworld にこだわらなければ、AirAsia X 便だと、現地の時間がもう少し（+30～45分くらい）とれそうです。

まとめ

家族持ちの人はたいてい時間の制約が厳しいので、修行の選択肢が狭くなりがちです。海外発券も組み合わせることで少し選択肢が増えるので、家族持ちの人はお試しを。

いろんな制約の中、修行の旅程を考えるのは楽しいなと思いました。